どうやって行われる? 行政書士試験

受験資格はありません

行政書士試験の大きな特徴として、受験資格が特にないという点があげられます。特別な学校で教育を受けている必要もありませんし、何らかの業務経験、国籍、年齢、すべて不問となっているのです。ちなみに平成27年の合格者は最年少で14歳、最年長は81歳だったとか。このように門戸を広く開いて受験を待っているのが行政書士試験なのです。

11月の受験当日に向けて

インターネットでの出願が手軽

行政書士の試験日は毎年11月の第2日曜日、平成29年なら11月12日に行われます。それに先立つ、願書の提出期間は8月の第1月曜から約1ヶ月間、郵送とインターネットで受付けています。インターネットの方が願書を取寄せる必要もなければ、写真も撮りに行く必要がないので手軽ではあるのですが、締切が郵送と比べて3日ほど早いので注意が必要となります。受験料は7,000円、インターネットでの申込みならクレジットカードで払込むか、コンビニで支払うことになります。

自由に選べる受験会場

毎年7月の第2週に、全国の試験会場が発表になります。その中から好きな受験会場を選んで申込みを完了させましょう。その後、受験票が郵送で送られてくるのが10月の最終週ごろ、受験票は記入内容に誤りがないか確認の後、受験当日に備えて大切に保管しておきましょう。

合格発表は翌年の1月最終水曜日

試験時間は、午後1時から4時までの3時間となっています。試験結果の発表は、毎年翌年の1月の最終水曜日、平成29年に受験したならば30年の1月31日です。東京にある「行政書士試験研究センター」前に合格者の番号が掲示されるほか、同日にホームページにも掲載されるのです。